神学校-noil metangere- 感想 【セシル√】
名作と名高い神学校がDMMのGWセールでバカみたいに安くなっていたのでプレイしてみました。
DL版なのでボイス無しです。なのでパッケージ版よりも安くなっているのですが、正直パッケージ版買えばよかったな…って後悔してます。声でのギミックなどがいろいろあったので。
↓↓↓↓以下感想(ネタバレ有り)↓↓↓↓
あらすじ
全寮制の神学校に通っている主人公のマイケル。
監督性を務めるほど優秀で信仰心も厚く、明るい好青年。
冬休み休暇で優しい両親と可愛い妹の元に帰省するところから物語は始まります。
実家扉を開けると何者かに惨殺された家族の姿が目に飛び込んでくる。
そして、家族の死体の傍には蛇と十字架のような謎のシンボル。
このシンボルはマイケルの通っている神学校に存在する秘密結社のものだと判明します。
家族を殺した犯人を突き止めるため、神学校に戻ります。
セシル
マイケルと同じ寮の部屋に住む同級生。
優しく穏やかな性格で事件のあったマイケを気に掛けてくれます。
秘密結社に潜入したことをセシルに打ち明けることで個別√突入。
悪魔崇拝し神の教えに反する秘密結社に入ったとマイケルが告げても、前と変わらず接してくれるセシル。彼らの友情の厚さを感じます。穏やかに受け止めてくれるセシルに癒される……
ある日聖歌隊のソロに任命され校長室に呼び出された日からセシルの様子がおかしくなります。
何か思いつめ、おびえるセシル。
ソロに対するプレッシャやーだと周りは言いますが、親友のマイケルにはそうと思えず、何か違う理由があるのではと心配します。
理由を聞いてもはぐらされ、もんもんとするマイケル。
また、中身を見せてもらえないロケットのペンダントや手首のやけどの理由など、何かと秘密の多いセシル。セシルの秘密が後半まで引っ張られるのですが、気になりすぎて「早く教えてくれっ!」とソワソワした。
外出日にセシルと映画を見に行きます。見回りの牧師にばれないようにロッカーに隠れる二人。
急に思いつめたようにマイケルの股間をまさぐるセシル。
申告な様子から手コキを受け入れるマイケル。
この後、セシルに手コキするかしないかで受け攻め決まります。
時代、宗教の観点から同性愛はタブーの世界。
同性と性的な行いをしてしまったことに罪悪感にさいなまれます。
ただ、あの日からセシルを強く意識してしまい、お風呂などもドキドキしてしまいます。
気持ちが抑えきれなくなった二人は、秘密の恋人に!!
この二人が可愛い!!!
秘密の逢瀬を重ねていくのですが、手を繋いだり、触れるだけのバードキスだけで幸せそうな二人が可愛い!!!
青春の甘酸っぱさをこれでもか!!ってぐらい味わえます!!!
可愛い!!
神の教えに逆らうこの罪悪感や家族の敵を討ってないのに、幸せに浸ることに対して後ろめたさを感じますが、もう少しだけでもこの幸せを味わっていたいといの祈るマイケルに少し切なくなります。
(初めての恋人に浮かれて割と全力でイチャイチャしてるので、ばれるんじゃないかとドキドキした。浮かれポンチのマイケル可愛い。)
秘密結社の集まりで行った予言ゲームによりリーダーのルシフェルから「愛する者を殺す」予言を貰う。
この辺りから不可思議な事件や自分だけが聞こえる幻聴など、グッとホラー度が高まってくる。
セシルへの愛を感じれば感じるほど、幻聴が殺せと囁いてくる。(この幻聴、「殺せば自分だけのものになるぜ!」みたいなのが多くてメリバ好きの腐女子みたい……)
幻覚のおかげ(?)でセシルの悩みの理由が判明。それは、校長のセクハラ!!大人しそうな生徒に対して長年セクハラをしてきた模様。
校長のセクハラがねっっっとりしてて本当気持ち悪い………こんなことされてセシル本当可哀想……
なんやかんやあって、セクハラ問題やマイケルの事件は解決。
セシル視点でマイケルへの想いが語られるシーンは泣けます。
辛い事件により自分の存在に罪悪感を覚える幼少期のセシルにとって、自分と対象的なマイケルが気にかけたこと、認めてくれたことがどんなにも救いであるかがひしひしと伝わってくる。
そんな大好きなマイケルと恋仲になれてよかったねぇ………幸せになってくれ……って心から思えました。
面倒な腐女子なので、メリバとか不幸な展開好きなんですけど、この二人には心の底から幸せになって欲しいって思えます。
初エッチも青春!って感じてぎこちなくて甘酸っぱくてかわいくて幸せな気持ちになれます。
幸せな気持ちで胸がいっぱいで涙も溢れてきました。
コイントスで受け攻め決めたり、対等な感じもまた味わい深いです。
攻めに回りたくてコイントス練習したマイケルかわいい。
青春のときめきを感じられる素敵な話でした。